2015年の取り組み

株式会社シオダ本社現場

株式会社シオダ本社現場

 

皆さま良い新年をお迎えのことと存じます。本年は新年の挨拶の言葉を控えさせて頂きますことをご容赦ください。

 

さてその良き新年は既にスタートしておりますが、昨年の活動と本年の取り組みにつきまして一部報告させて頂きます。

 

◆昨年の活動より

特筆すべきは鉗子・プライヤー部門に於いて、加工そのものの根本的な見直しを行い以前よりも高精度で安定した加工が行えるようになりました。これは昨年初旬にお客様から頂いた品質指摘から検討を始めたことに端を発し、若干のコストアップはございますものの許容範囲に止めることに成功し量産への適用を開始致しました。現在はこれをより多くの種類に適用すべく計画に沿って進めております。昨年後半に頂いた試作案件では、従来では出来なかった特殊プライヤー先端の嵌合作業部で0.1mm以下のクリアランスの安定確保が出来るようになりました。品質指摘を頂いたこと自体は大変申し訳のないことをしてしまいましたが、そのお蔭でより高い品質を提供させて頂けるようになったことを自負しお客様には感謝するばかりでございます。

 

社内全体的には強化された組織体と作業者の技術向上の2点を挙げたいと思います。組織につきましては先代永眠という変更理由ではございましたが、問題や課題に集中的に取り組み全体の改善を目的に活動する管理室を立ち上げました。ここでは当社60年の歴史で初めての採用となる東京六大学出身者にその頭脳を発揮してもらっています。同時に、若手管理者による会議体運営も本格的に開始しました。これまでは会議参加者の中の最上位職者が進行させるのが通例でしたが、若手が自ら進行することによって新鮮で活発な運営を見せており、また若手管理者自身の成長も感じられ今年は更に輝くものになると楽しみにさせてくれます。

作業者の技術向上につきましては、新規導入した自動加工機械をより高度に取回すことが出来るようになったことと、各製造部門内での手加工技術継承が進んだことにあります。これは上記のプライヤー精密加工にも通ずるところです。当社は元来職人仕事をもって運営をしておりますが、独自の職人技術を若手作業者に指導し、そのアナログとハイテクなデジタル加工双方の技術向上による相乗効果ももたらしました。

 

◆本年の取り組み

昨年完成させた鉗子・プライヤー精密加工部門に大型設備を導入し、更なる品質向上を図ります。

 

製品開発室に新たに耐食研究チームを立ち上げました。弊社の製品は主にステンレスを材料としておりますが、ステンレスは消毒・滅菌工程などで錆等の腐食が必ず発生します。そして金属は熱処理(焼入れ)で硬くなるほど錆びやすい性質がありますが、当社では製品の本来目的を満足させるためステンレスの中でも硬い番手を使い続けます。その上で腐食の発生をより抑制させることを目的に研究チームは進めてまいります。

 

海外販売を強化します。当社製品はおよそ30の国々でお使い頂いておりますが、一昨年までの超円高によって多くの市場を失ってしまいました。その後円安に振れ始めてから徐々にお客様方のご商売条件に沿う数字へと動き出し、特に昨年末からまたお客様方にお使い頂けるようになって参りました。我々は歯科医療を通じて世界の人々の笑顔に貢献したいと考えておりまして、更なるアピールを行ってまいります。

 

足場を固めました。写真はその工事中の時のものです。足場が固まりませんと寸法精度も上がりません。現在は綺麗に固まっておりますので、ぜひ見学にいらしてください。

 

 

その他、見積と納期の短縮やアフターサービスの充実など取り組みたい課題はたくさんございますが、以上を今年の大きな取り組みとして出来ることを出来る限り進めてまいります。そして社会が平和であることも期待をしたいと思います。皆様にとりましても本年が良き年でありますようお祈りしまして、この一年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

 


代表取締役就任のご挨拶

 

14'8.21_サイト用塩田信吾写真

この度、株式会社シオダ代表取締役に就任しました塩田信吾でございます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

私は1999年に入社致しました。機械加工や製品組み立て調整など現場仕事を学ぶところから始まりまして、その後は図面作成や受発注窓口、薬事処理など事務的管理的な部署を担当し、入社から本日まで15年の間に社内部門を一通り回って参りました。

中でも、後半から現在まで続く営業業務に携わった時間は長く、自社を“コンセントを使わない歯科・医療器具の設計と製造”と謳い多くの先生方や企業の方々にお会いしお世話になっております。

日々臨床に携わられる先生方は正にアイデアの宝庫でいらっしゃいまして、例えば治療部位を目視しながら治療できる覗窓付き鉗子、誰が操作しても一定の圧力で計測できる定反発機能付ペリオプローブ、防湿能力を高め接着環境を大きく改善した開口機能付バキュームチップ、審美情報トランスファーと側方圧回避を機械的操作によって実現した咬合器システム、など全てをご紹介は出来ませんが皆様方のアイデアを形にさせて頂いてまいりました。それらを振り返りますと、我々の開発や設計とは最終的に患者さんの環境改善という一言で表現できるものと感じております。私がかねてより一つ目標にしていることに「患者さんに選ばれる器具づくり」がありまして、今改めてこの目標を更に強く心に刻みたいと思う次第です。

 

さて、当社は昭和29年に抜歯鉗子メーカーとして私の祖父が創業し、以来60年の歴史をお陰様で積み重ねてまいりました。祖父は腕利きの職人だったと聞いておりまして、金属加工技術と抜歯鉗子製造のノウハウをもって技工用・一般歯科用プライヤーから歯科矯正用インスツルメンツなど製品の幅を飛躍的に広げていきました。創業から10年目の昭和39年には長男である私の父が入社し市場を国外へも広く展開、また、故保母須弥也先生のご指導のもとデンタルホビー咬合器を発表、後に第2製造部となる組立部門を確立し、昭和62年には2代目代表取締役に就任、プライヤー部門を更に飛躍させると同時に自らが立ち上げた組立部門も咬合器類からインプラント用インスツルメント全般の開発・製造を行うまでに成長させました。しかし平成26年5月30日、父は一年間に亘るリンパ腫との闘病のすえ、たくさんの想いを我々に残し永眠しました。まずはここに、これまでの60年間ご愛顧を賜りました全ての皆様方への感謝と、生前に賜りましたたくさんのご厚意や楽しかった思い出の数々へ感謝を申し上げたいと存じます。本当にどうもありがとうございます。

 

このような形での代表取締役就任となりますが、将来この時を振り返った時に良い転機だったと皆様方と一緒に言えることこそが3代目としての私の使命であります。祖父と父の遺志を引き継ぎ、これから益々、患者さんに選ばれる器具づくりをテーマに社員一丸となって取り組んで参りますので、どうぞ倍旧のご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

 

株式会社シオダ

代表取締役

塩田信吾

 


マンガ第二話の完成です

第二話 プライヤーの作り方

プライヤーの作り方

第一話では会社の歴史や環境そして今の姿などをご紹介しましたが、続きまして第二話では、当社の創業以来の製品”鉗子・プライヤー”の作り方を紹介させて頂きます。

 

工場見学でご来社下さる方々からは「この棒からプライヤーを作るの!?」と材料を見て驚かれることがよくあります。短いマンガですので、どうぞお気軽にご覧ください。

 


新春と厄年を迎え

2014年、平成26年がやって参りました。皆様良い新年をお迎えでいらっしゃいますでしょうか。

 

昭和49年(寅年)生まれの私は、いよいよ前厄の年を迎えました。あと二ヶ月ほどで30代を全うし、不惑の40代に足を踏み入れます。実は、お恥ずかしながら私の前厄は来年だとずっと勘違いをしておりまして、本年1月8日の歯科商工協会新年会の席で、同い年生まれの業界の方に「我々は今年だよ」と教えて頂き、ドキッ!とした次第です。

 

と申しますのも、私は少々前まで自分が厄年を迎えるのを心から恐れておりました。それは、実兄が厄年に、しかもその年の私の誕生日に、痛々しく大けがした膝を目の当たりにしたためです。なんという日の巡り会わせかと、説明のつかない事態でありながら、先人は注意を促していた、そんな恐怖にとらわれていました。

日光東照宮_厄払い

 ここは地元栃木の誇る世界遺産、日光東照宮の駐車場です。恐怖心の癒えない私は、良き日にここで厄払いをしてもらう予定です。

 しかしながら、これも何の巡り会わせか、昨年の夏に偶然海外で同郷の名士とお会いする機会に恵まれ、「厄年というのは人生の転換期。その後の人生を良くするのもそうでないのも、その歳、その時期に変化をさせるかどうかで決まる、そういうものだよ。あなたも前向きに頑張ってみなさい。」と教えて頂き、実際にそこで人生を変えた先輩方の不思議な実例を聞かせてくれました。

 また先日、別の機会では、地元優良企業の代表を務められる一方で役者業もこなされている名士の方から、「役者は“役を払う”と言って厄年でも厄払いはご法度、全て自分の考え方や捉え方次第だよ。」というお話を伺うこともできました。

 そこで確かにそうかと思い直し、恐怖に囚われているのも、不安に苛まれているのも、全ては自分の勝手な思考の問題であって、先人は“心緩む時期に自分を見直す”きっかけを与えてくれたのだと考えられるようになってきました。それでもきっと厄払いへは行くであろうとは思いますが、それは不安の解消を神頼みするだけでなく、今の自分を見直して明るい未来を創るために行こうと思います。今は、良い年齢になったことを有難いと感じています。


株式会社シオダ創立59周年記念式典

お陰様で今期も満了です。

2013'12_株式会社シオダ創立59周年記念式典

「あー今年もこの日を迎えることが出来た。本当に嬉しい。」万感の呟きを今回も漏らしました。皆様方に支えられ、お陰様で今期(1-12月)も無事満了となります。日ごろからのご指導やご支援には心よりの御礼をお伝えいたします。本当にどうもありがとうございます。

 

さて一年を振り返りますと、年初のブログにも書きましたが「経済的に明るい兆しが見え始め、方々で景気上向きに期待できる当年!」なる年始のご挨拶ご挨拶・・から始まったかと思います。結果的には、実態が見えないという声もあります中でも、円安と株高は揺るがない結果として残りました。我らが歯科業界は「一般経済の波と我々のソレには約2年の時差がある」と言われておりますので、来年以降への期待感を抱いてもよろしいのではないでしょうか。よく利用する首都高速は今年中盤以降はいつも渋滞していたように思いますし、既に忘年会シーズンに突入しておりますが、我が宇都宮市の繁華街でも、駐車場と飲食店が混雑し、代行車の待ち時間が昨年より長くなったと感じております。

 

と期待もしつつの課題、目先では消費増税がやって参ります。特にユニットなどの大型機械製造は3月納品に向け大わらわでいらっしゃるのかと想像するところです。その点、我々小物メーカーは当社を含めほぼ感じておらず、特需が無いまま全体需要が落ちませんようにと願いながら日々の生産を続けております。

 

この他にも今年の当社トピックスには、日本歯科企業協議会加入、IDS初出展、新規導入設備、そして成功例となったいくつかの開発完了品などありました。当然ながらその裏には良くない側の話も少なからずありますが、総括として今年は悪くない一年でした。それもこれも皆様のお陰様でございます。本当にどうもありがとうございます。

 


2018年12月
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